住居生活

家を探す

チョンセ(傳貰)

韓国でだけ見られる独特の賃貸方式である。住宅の持ち主に決まった金額を保証金として出して一定期間その家に居住し、契約期間が終われば保証金全額を返してもらう。家全体を借りることもでき、一部の空間(一階、 または部屋 1~2間)だけ借りることもできる。 家全体を借りる場合、保証金は住宅価格の 60~70%くらいである。借家契約は普通 2年単位とし、家主は借家の人が望まない限り2年以内には契約を破棄することができないように法律に規定されている。

ウォルセ(月貰)

決まった金額を保証金として出し、毎月使用料を支払う賃貸方式である。その代わり同じ規模の空間を借りる時、チョンセより保証金がもっと安い。契約する時家主とよく相談すれば保証金と月使用料を調節することもできる。保証金を高くすれば月々の使用料が少なくなり、保証金を低くすれば、月々の使用料がそれだけ多くなる。 家賃は部屋大きさと個数, 施設によって少しずつ違う。チョンセやウォルセの契約には公課金(電気料金, 水道料, ガス料金, 電話料, インターネット使用料, TV受信料など)が含まれないので借り主が別に負担する。 家具と家電製品は付いていないので別に用意しなければならない.

部屋を借りるとき確認しなければならない点

韓国で部屋を探す方法はいろいろある。街角に貼ってあるチラシを見て直接尋ねて行って家を探す方法もあるが、一番一般的な方法は不動産仲介業者を利用することである。不動産仲介業者を利用すれば確認しなければならない事項を代わりに確認してくれたり、契約する時必要な書類を準備してくれたりする。不動産仲介業者を利用すれば手数料を払わなければならない。

契約

  • 契約の状態
    契約書は必ず家主と作成しなければならない。契約書には居住期間, 保証金の金額, 月々の家賃の金額等が書かれている。ところでたまに家主と直接契約しないでその部屋に住んでいた借り主の人と契約をし、その人に保証金を支払う場合がある。このような場合, もし家主がその契約内容を認めなければ保証金を全く返してもらうことができない。したがって契約書を書く時には必ずその家の持ち主が誰なのかを確認し、持ち主と直接契約をしなければならない。登記簿謄本を見れば住宅の持ち主が誰なのか直ちに確認することができる。
  • 登記簿謄本
    契約の前に登記簿謄本を確認することは家をよく見ること以上に重要である。登記簿謄本を見れば家主の名前、住所、家の面積と構造、家主の債務関係などを確認することができる、登記簿謄本は登記所で発給してもらうことができ、また、インターネットでも発給できるが、よく分からなければ周辺の韓国人仲間に頼むほうが良い。
  • 支払う金額と方法
    契約金の金額は一般的に保証金の10%である。保証金が 200万ウォンの部屋なら契約金は 20万ウォンになる。 残りの180万ウォンの中で一部は入居の前に日を決めて支払い、残りは入居する日に支払う。入居する日に残額をいっぺんに支払う場合も多い。領収証を
  • 契約書に必ず記録されなければならない事項
  1. 住宅の所在地(登記簿謄本に記録された所在地と契約書に記録される住所が一致しなければならない)
  2. 契約金額(保証金と家賃の金額)
  3. 契約金, 中間し払い金, 残金の金額と支払い時期(契約金は保証金の10%だけ渡す方が安全である
  4. 契約期間
  5. 家主と借り主の人の署名または印

契約期間満了と保証金の払い戻し

契約期間が終わる前に引っ越しをしなければならない場合がたびたび生ずる。こんな場合家主は保証金を返し残った期間の間の家賃を控除することができる。

たとえば保証金 200万ウォンに家賃15万ウォンの部屋に住んでいて、契約満了を 3ヶ月後にして部屋を移ることになったとしよう。直ちに新しい借り主が決まれば何ら問題がないが、そうではない場合家主が保証金から残り3ヶ月分の家賃45万ウォンを引いて、155万ウォンだけ返しても違法だと言うことはできない。

しかし契約期間が満了し、満了日から最小限ひと月前に家主に家を移るとあらかじめ言ったのにも関わらず、 家主が新しい借り手が決まらなかったという理由で保証金を返さなければそれは違法である。このような場合には民事訴訟を通じて裁判所の判決を受けるとお金を返してもらうことができる。しかし訴訟をするためには手続きが複雑なので、もしそんな状況に処すればまず相談支援機関を尋ねて相談するほうが良い。